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zoom RSS 「障がい」表記になぜ反対か?その3

<<   作成日時 : 2010/01/16 16:27   >>

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また、最近、「チャレンジド」という言葉も障害者を表す言葉として使われることもある。
つい先日も我が国の総理が、「チャレンジド」に呼び方を変えるのが望ましいという旨の発言をしたという報道があった。
しかしながら、この言葉、英語圏で広く使われているわけではない。そもそも、この言葉は日本には「プロップステーション」の竹中ナミさんが持ち込んだ言葉である。そこのHPに掲載されている説明文によると、
challenged(チャレンジド)というのは「障害を持つ人」を表す新しい米語「the challenged (挑戦という使命や課題、挑戦するチャンスや資格を与えられた人)」を語源とし、障害をマイナスとのみ捉えるのでなく、障害を持つゆえに体験する様々な事象を自分自身のため、あるいは社会のためポジティブに生かして行こう、という想いを込め、プロップが1991年から提唱している呼称です。
ということだ。
この団体は、「障害者を納税者に変える」ことを目標に、IT技術を中心に職業訓練を行っている団体であるが、言うまでもなく、納税者になる可能性など全くない障害者は星の数ほどいる。当の竹中ナミさんの娘さんもそんな一人である。だからといって、彼女の活動の価値が下がるものではないのだが、就労の機会など絶対にない、あるいは、就労することによって寿命を縮めてしまうような障害者を抱えて途方に暮れている巷の親たちの方が、自然に思えるのは私だけではないだろう。
もちろん、働いて、現在の社会に参画して、納税義務を果たしている障害者は星の数ほどいるし、彼らの努力たるや賞賛の言葉をいくら贈っても贈りすぎることはない。私自身もそういう人の存在に救われたことは数多くある。
しかし、当たり前のことながら、そういう生き方を「障害を持っているから」といって、期待されたり、強制されたりすることがあってはいけない。こんなに暴力的な仕打ちはないと思うのだ。大きな「障害」を前にしたとき、それに打ち勝とうとするのも、途方に暮れるのも、諦めて流されるのも、同等に尊い人間の生き方であろう。
「チャレンジド」を使う人たちは、障害者に対して自分たちと同じように悩み苦しみながら精一杯生きている存在なのだという風には考えていない、いや、考えられないのだろうか?


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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
わかる。とてもよくわかる内容です
macky
2010/02/27 20:42

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「障がい」表記になぜ反対か?その3 「共生」なんてまっぴらだ!/BIGLOBEウェブリブログ
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